劇団青い鳥の天光眞弓がバリ島で出会った版画家メガサリ。
バリ島の光が不思議な引力で魅了する。


蜜の引力 60×41

〜メガサリの世界〜
メガサリはバリ島で唯一の女性版画家です。
バリ島で伝統的バリアートをご覧になった方もメガサリの作品を目にした方は少ないのではないでしょうか。彼女の作品は手法も作り出す世界も、まさに彼女のオリジンから発せられたユニークな感性によって描き出されたものです。ヒンドゥ教の神々、不思議な生き物達、揺れる花、踊る人間達。バリに生きている命をもとにしながらも、伝統のスタイルにとらわれることなく、彼女自身の感じる世界を描き出しています。そのエネルギーは、私達の普段の暮らしの中で抱く、悲しい、嬉しい、悔しいなんていう感情をスルリと抜けて、もう少し奧にある”何か”に向かって心地よく流れ込んでくるような気がするのです。水や火や大地の力をコントロールすることで、都市生活は便利で快適になっていきます。その度に命のエネルギーは小さくなっていくような気がします。こんな都市にいるからこそ、メガサリの作品が贈ってくれる、そんな命の源の揺らめく力を感じて頂きたいのです。


メガサリ Megasari
1963年バリ島タバナン生まれ。ジョグジャカルタ国立美術大学で版画を専攻、 特に木版画を6年間学び、修士課程を終了。ジャカルタ、デンバサール、ジョグジャカルタ、スラバヤ、タバナン、ヌサ・ドゥアなどインドネシア各地での 展覧会に出品。サンガーデワタ(全インドネシアのアーティストグループ)、 スニワティ(バリの女性アーティストのグループ)のメンバー。日本では1995年 より、青い鳥創業の主催により、東京、大阪、栃木等で展覧会を開催。現在、 バリ島ウブドゥに在住。



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